急遽始まったこのクラファンから全ては始まりました。
放送終了後にSNSのアップ許可をいただいた絵コンテと撮影香盤表とがこちら。
放送終了後にSNSのアップ許可をいただいた絵コンテと撮影香盤表(とオフショット)がこちら。 pic.twitter.com/OAwIuKpyzm
— マヂカルラブリーinfo (@madilove_info) January 16, 2023
マヂラブさんはヒルナンデス終わりの15時にスタジオ入りでしたが、セットを組むスタッフさんは7時、エキストラさんは10時入り。
30秒のCMを撮影するのに丸1日かかります。
撮影前に絵コンテを見て、めちゃくちゃ面白そうだなとは思ったものの、
どうやって電車を揺らすの?
つり革が宙に舞う?
CGなの?
全く想像がつきません。
いざスタジオの中に入ると、電車の車両が再現されており、窓の外からカメラがセッティングされています。
1.2.3.4とダンスのようにカウントを取りながら、揺れの動きを練習しているエキストラの皆さん。
そして揺れに合わせて、つり革1本ずつにつけられたテグスを引っ張っるスタッフさん。
電車が動くのではない。中身がそれぞれ動くのか!
宙に舞うつり革や小銭は、後方のエキストラさんが投げ込んでいるし、
・・・めっちゃアナログ!!
それゆえに大勢の出演者やスタッフの心が1つにならないと成功しません。
肉眼で見ている時は一瞬で終わるのでよくわからないけれど、高性能ハイスピードカメラで撮影したものをスロー再生すると(実際にCMで流れた映像)迫力ある映像でめちゃくちゃカッコイイ!!!
そしてタイミングによって、人と人の重なり合いや小道具の舞い方など、毎回全く異なる映像になるので、妥協せず何度も撮り直す理由もわかります。
今回残念ながらカットされてしまった幻の【シーン04】エキストラさん、野田さん、村上さんの順で電車を滑っていくシーン。
エキストラの男性と野田さんは足につけられた縄を引っ張られて滑りを表現しています。これまたアナログ。
村上さんは薄い板のようなものに寝て、それが引っ張られるのですが、重量の関係で、板だけすっぽり抜けてしまったため、急遽板をつぎ足して拡張し無事成功。
倒れながらも必死でサンドウィッチに喰らいつく村上さんの姿は毎回笑いが起きていましたし、かなりおいしいシーンだっただけにカットだったのが本当に残念。
台詞こそないものの、動きも覚えなくてはいけないし、裏方の動きもしなくてはいけないし、表情の演技も求められます。緊張感もあるし体力的にもかなりハード。しまいにはシャワーで水をかけられビッショビショにされる。
演技めちゃくちゃ上手いんですけど、エキストラさん達、本当に一般の方ですか?プロの方は混じっていないんですか?何度もそう思いました。
野田さんが「青春だった」と語っていた気持ちがわかります。それぐらい感動しました。
そして同じぐらい感動したのが、芸人さん達のサービス精神。
野田さんはもちろん、村上さん、デッカチャンさん、BKBさん、みなさん持ちギャグを披露したり、ヤジを飛ばしたり、支援者に話しかけたり、一緒に写真を撮ってくれたり…。
どんなにハードなシーンでも、ピリピリすることなく、スタッフやエキストラ含め、みなさん笑顔で撮影が進められたのは、間違いなく芸人さん達の雰囲気作りのおかげでした。
こんなに数秒ずつのカット割りで撮影されているのか。そしてカットが変わる度にカメラのアングルや、セットの中身も変えるのか。
日頃何気なく見ているCMですが、想像以上に繊細でハードな撮影が行われているのだと知る事ができました。
チーム野田ゲーの青春を垣間見れるメイキング動画は 1/26(木)12時までの期間限定で販売中です!(動画時間33分)
https://twitter.com/nodaparty/status/1607595041480134657?s=20&t=EehuiIKPB48W4UTgeeCOYQ